【施工写真あり】賃貸向けアパートを全面リフォームしました。東京でマンションリノベーション
どうも!一雄です。
今日は都内で行った賃貸向けアパートの全面改修工事について書いていこうと思います。
かなり老朽化しており内装を一新しないといくら賃貸とはいえ借り手が付かない状態でした。
解体前の現況の状態がこちらです。
解体前
床は畳で戸襖仕様、壁も昔ながらの砂壁の状態です。
お風呂もタイル張りなので、かなり冬は寒そうな印象でした。
室内もカビだらけで臭いもキツいため全て壊して一から作り直すことになりました。
工事内容
- 在来浴室→ユニットバス
- キッチン交換
- 洗面台、トイレ交換
- 洗濯パン新設
- 畳→フローリング
- 砂壁→クロス壁
- 給湯器新設
- 玄関扉塗装
- クリーニング
大まかにこんな感じで工事をすることになりました。
それでは一つ一つの工事の様子を見ていきましょう。
解体工事
上の写真は解体終了時の写真になります。
築年数も相当経過している建物なので、非常に壊しやすかったです。
作業にかかった日数は掃除まで合わせて3日。
水廻りを仕切る壁が全てブロックだったのでそれをハツる作業が大変でした。
これがなければ1日短縮できていたと思います。
作業中は物凄い音がするので近隣住人の方々への挨拶、配慮が大事になります。
設備工事
肝心の写真を撮り忘れてしまいましたが、この物件は築年数もだいぶ経っていたので配管を根元(水道メーター)からやり直すことになりました。
給水、給湯、排水を一新しました。
この工事により専有部内の配管は新築と同じように復活したのです。
部分的な切り回し工事の方が費用も抑えられ、時間も短縮出来ますが
築年数の経過している建物で大規模にリノベーションするのであれば配管を一新するのは超オススメです。
電気工事
設備工事と同じく写真を撮り忘れました、すみません。
間取りを変更する工事となりましたので、当然スイッチ、コンセント関連の位置も見直さなければなりません。
住む人のことを考え適切な位置に持っていく工事がまず必要となります。
インターホンですが、昔ながらの「ビー!」となるブザー式のタイプでしたのでモニターで相手の顔が映る今時のタイプのものへと変更しました。
大工工事
垂木と呼ばれる木材で天井と壁を組んでいきます。
基本的には不燃材と呼ばれる石膏ボードで壁は作っていき、吊戸や手摺りなど力のかかる場所にはベニヤ板を貼り補強していきます。
大工さんの作業により、間取りがよりリアルなものとして作られていきます。
大工工事以降は仕上げ工事になりますので、ここが重要!!!
大工さんの腕次第で感じの良い家か、残念な家かが決まってしまいます。
現場監督としては一番注力する期間かもしれません。
内装工事
大工さんがあがった後は一気に仕上げの工事となります。
その際たるものが内装工事。
大工さんが間取りを決める仕事をするのに対し、内装屋さんは部屋の雰囲気を決定付ける仕事をします。
つまり内装屋さんが入ると家の完成図が一気に見えるようになります。
お分かり頂けますか?
依然として現場は汚らしくありますが、家の全体像は一気に見えてきましたよね!?
大体この段階で一般のお客様は完成図をイメージすることができます。
仕上げ工事
その他にも設備で言えばトイレを取り付けたり、洗面化粧台を取り付けたりします。
電気工事でいうとスイッチを付けたり、照明を付けたりします。
塗装屋さんが玄関扉を塗り直したりもしました。
ついに完成
ついに完成しました。
完成後の写真がこちらになります。
玄関入って見える光景。
少しワクワクさせます。
左には一人暮らしにはもったいないほど、たくさん入るシューズボックスを設置。
では室内へ。
中に入るとこんな感じ。
リフォーム前と比べて断然変わりましたよね!
こちらが洗面室になります。
配管の関係で洗面室内にトイレを作る形となりましたが、一人暮らしには十分かなと思います。
お風呂もコンパクトではありますが、最新のユニットバスを設置。
掃除もしやすくなっており、換気扇は乾燥機付きを搭載しました。
贅沢すぎます!!
ガスコンロがまだ未設置の状態ですが、キッチンです。
可愛らしいコンパクトなデザインとなっています。
、、、本格的な料理には向かなそうですが。笑
奥に薄ら見えるのが、インターホンになります。
訪問者の顔がしっかり映るので、防犯面でも向上しました。
さいごに
解体前から比べると見違えるほど綺麗になったと思いませんか。
大体工期的には2ヶ月ほど。
予算的には400万ほどで完成しました。
近くに大きな病院があるので一人暮らしの看護師さんとかが住んでくれるといいなと思いました。
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