合コンでの失敗談~こういうことやると嫌われる~

一雄です。

今日は昔行ったカラオケ合コンの話をします。

と、いきなりだがまずは合コンの話をする前になぜ俺が今回の合コンに参加する気になったか。

その経緯を簡単に説明します。

さかのぼること数日前…

友人から一本の電話がありました。

カ「……はい」

友「おい~す!あのさぁ今度の土曜カラオケ合コンしない?」

カ「…は?」

友「いや、は?じゃなくて!わかりにくかった?俺の話!ごーこんだよ、ごーこん!ごーこんのおーさーそーい!」

カ「いや、わかりにくいかどうかじゃなくて“いきなり”過ぎて驚いてんだよ。まぁせっかくだが俺パスで!」

友「え!?嘘だろ?なんで?仕事か!?」

カ「まぁ仕事だけど土曜は早く終わる。」

友「え!?じゃあなんで来ないんだよぉ!お前が合コン不参加とかねぇだろ?」

合コン不参加とか全然あるし!むしろ参加した回数のほうが少ない。

確かに俺は合コンに限らず飲み会とかのイベントは大好きだ!

全然知らない人達がたくさんいる場所であっても常に輪の中心に居なきゃ気が済まない!

以前、居酒屋で調子に乗り過ぎて隣の席で飲んでた全然知らないハゲ親父の頭に10回くらいキスをして親父大激怒!

しかしもう1回キスしたら許してくれた。

俗に言う
【11回目の奇跡】の伝説を造ったのは他でもない、この俺だ!(←は?)

そんな俺が今回の合コンの話にノリ気じゃないのが友達には不思議に写ったのだろう。

だが無理もない…

とてもじゃないけどそんな気にはなれなかった。

なぜならその時ちょうど上戸彩の熱愛報道があった直後で俺は精神的にどん底状態で寝込んでいたからだ!

カ「とりあえずノリ気じゃないから行かない。じゃあな」

友「ちょ…待てよ!カヅ…」

ブチッ!ツーツー…

(はぁ~hiroめ…グスン)

トゥルル~♪(携帯が鳴る音)

カ「…んだよ」

友「お前いきなり切るなよ!つか、これだけ聞け!今回の合コンすげぇ可愛い子来るんだよ!」

カ「へぇー」

友「お前本仮屋ユイカって知ってるか!?その子に激似!マジヤバいよ!絶対来るだけで損しないからさぁ!頼むよ、カヅオ~!」

カ「ちょっと待て!」

本仮屋ユイカ??誰だそれは?女優?アイドル?全然マイナー過ぎてわからねぇ。てか、俺が知ってる奴と言えば…

カ「假屋崎省吾じゃなくて?」

友「何言ってんだよ!ちげぇよ!若手女優だよ!そんな有名じゃないけどすげぇ可愛いから!パソコンとかで画像検索してみろよ!」

なんか良くわからないが友達の興奮度合いがハンパじゃない!

そんなに可愛い子なのだろうか?

どんどん興味が湧いてくる!

カ「わ、わかった!また折り返す!」

ブチッ!

パンツ一丁で布団に包まっていた俺はガバッと立ち上がった!

その時布団と肌が擦り合う気持ち良さに思わず半立ちになっていたのは内緒だ!

(どこが?)

ち〇こだ!←言うな!!

そしてパンツ一丁(半立ち状態)のままENTERキーとBackSpaceキーとSpaceキーが壊れているパソコンの前に座る!

・・・・・。

うらぁー!!!
ドカッ!(←パソコンを突き飛ばす音)

光速で着替え近所のマン喫に直行!

その時服は来ているが以前として半立ちだぁ!

が、その途中
「携帯で調べれば良くね?」

とひらめく!

無期限活動休止中の脳みそが活動を再開した瞬間だった!

すぐさま携帯を取り出し検索開始!

え~っと…

「假屋崎省吾」

【日本が誇る華道家の一人で現在はTV、ラジオ、執筆と幅広く…】

ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ!←「戻る」連打の音

「本仮屋ユイカ 画像」

ポチッ!

・・・・・。

~数分後~

カ「あ~もしもし?カヅオだけど!今度の合コンさぁ…

死んでも行くから宜しく!」

カヅオの恋心は上戸彩から本仮屋ユイカに電撃移籍した。

合コン当日。土曜日。

俺は待ち合わせの時間30分前に待ち合わせ場所に到着。

なぜそんな早く行ったのか。

1/3の純情な感情を持ってる人なら当然おわかりだろう。

PASSIONだ、、、俺の中のPASSIONがそうさせたのだ。

本日に賭ける俺のPASSION。

本仮屋ユイカ似の子に対するグレイシャルLOVEの精神。

こんな俺のLOVESICK状態は恐らく誰にもyou don’t knowだろう。

どれだけ君を愛したらこの想い届くのだろうである。

(以上、シャムシェイドを知らない人には理解不能な俺の気持ちでした)

ようはワクワクし過ぎて家でのんきに待ってらんねぇぜ!って事!

だが30分も前に待ち合わせ場所に到着した俺には当然やる事がなく

この手持ち無沙汰な時間をどうしようか悩んだ。


(仕方ねぇ、あのイメトレをもう一度しとくか…)

そのイメトレとは俺が数日前からやってきた

【本仮屋ユイカ似の子と出会ってから結婚までの軌跡】をダイジェストでお送りする、いわば妄想である。

そっと目を閉じる俺。

・・・・・。

(むふふ)

・・・・・。

(でへへ)

・・・・・。

(げへへ)

・・・・・。

(そうさ、俺は本気でお前を…)

「カヅオ!!!」

はっ!

目を開けると友達が立ってました。

友「何一人でブツブツ言ってんだ?」

俺「あ…いや…その…ハハハ!遅かったじゃないか!何分待ったと思…ヌハアァァァァァ!!!!!」

友達のすぐ後ろに本日合コンに参加する女の子達が3人立ってました!

もちろんその中には今日俺にロックオンされてる本仮屋ユイカ似の超可愛い子の姿も!

いや~ぶっちゃけさ、俺不安だったわけよ!

本当にそんな可愛い子が来るのかと!実は騙されてるんじゃないかと!

しかも俺の中のイメージがどんどん膨れて行って相当彼女のハードルは高くなってた!

でもそんなハードルを彼女は楽々飛び越えて行ったね!

正直彼女を見た瞬間俺の心の中の小さいカヅオ達が300人くらい御神輿ワッショイワッショイしたね!

『超可愛い!!!!!!』

友「なんか啓介(もう一人の友達)道渋滞してて少し遅れるってさ!」

(どうでもいい)

友「じゃあ先に女の子達の紹介しちゃうね!まず左からAちゃん」

Aちゃん「宜しく~!」

(どうでもいい)

友「んでこっちがBちゃん」

Bちゃん「どもぉ~!」

(どうでもいい)

友「んで最後にこっちが…」

チラッ

そう言い友達は俺の顔をチラッと見る。

わかってる。お前の言いたい事はわかってる!この子こそがお前のイチ押しの子なんだろう!?本仮屋ユイカ似の超可愛い子なんだろう!?わかってるさ!お前は良くやった!さぁ早く俺に紹介しなさい!

俺もチラッと友達を見る。そしてコクリと頭を縦に振る。

それを見た友達は紹介を続ける。

友「んで最後にこの子がユミちゃん」

ユミちゃん「はじめまして!」

(結婚して下さい!)

…来て良かった…

つか

…生きてて良かった…

こんな可愛い子と結婚出来るなんて…(←おい)

神は俺を見放さなかった。

俺は神なんていないと思ってたから昔初詣行った時おさい銭ではなくヨーカ堂のレシート入れたのを今謝ります。

本当ごめんなさい

「カヅオ!!!!!」

はっ!

友「何ぼーっとしてんだよ!最後お前の自己紹介だぞ!」

いかんいかん!またしても妄想ワールドに行ってしまってた!

今日は妄想してる場合じゃない!

目の前のユミちゃんに集中しなくては!

な~に、ちゃんと集中してイメトレ通りに展開を進めれば結婚は確実さ!楽に行こうぜ、俺!

そう自分に言い聞かせ自己紹介を始める。

俺「どうも!はじめまして!だいたいのスポーツで日本代表のカヅオです!今日は皆楽しく飲み騒ぎ歌いましょう!」

シ―――――――――ン

その瞬間現場は凍りついた。

そしてその凍てつく空気を打ち破る一言がユミちゃんの口から放たれる。

ユミちゃん「だいたい日本代表って…意味わかんない。知らないし。」

気がついたら俺は部屋で一人枕を濡らしていた。

【真実のあとがき】
ユミちゃんからの衝撃の一言の後、確かに俺の心は少し折れたがカラオケ中ユミちゃんには彼氏がいる事が判明し、完全にふっ切れる。単純にカラオケを楽しみましたとさ。

最後のほう長くなり過ぎてだいぶまとまりのない話になってしまいましたが、あしからず

最後に

傷つけ傷つくだけの恋よりも

この場所で見つめてる。

偽る事に麻痺してゆける愛よりも

この距離 君を感じたい

シャムシェイドのこの詩がやたら心に響いた

そんな一日でした。

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